理事長あいさつ

Seminar

この度日本医療レーザー治療協会理事長を拝命いたしました木村真聡と申します。
大変光栄であるとともに、その責任の重大さで身が引き締まる思いです。

皆様のご支援をいただきながら、確かな技術と知識に基づいた安全で効果的な美容医療のために微力ながら邁進して参ります。

さて、レーザー(LASER)とは、Light Amplification by Stimulated Emission of Radiationの頭字語で、美容医療の分野では様々な波長やパルス幅を用いることによって、脱毛やシミ除去など幅広い治療域を持つエネルギーソースです。また、医学だけでなく人間生活の多方面で活用されており、レーザーポインター、光通信、バーコードスキャナ、ホログラフィなどがあげられ身近な存在とも言えます。

また、近年の美容医療の進歩により、美容医療で用いられる機器はレーザー治療機のみではなくなってきました。
IPL(光治療器)、RF(ラジオ波・高周波)、HIFU(高密度焦点式超音波)、赤外線、プラズマなど枚挙に暇がありません。
これらをEBD(Energy Based Devices・エネルギーに基づいた装置)と総称します。

日本医療レーザー治療協会は、レーザーのみならずEBD全般に関する医学的な研究と技術の向上のため、工学・IT・産業など様々な分野と学術連携を図り、社会に貢献することを目的としています。
そのため、医師のみならず美容診療に携わる看護師などコメディカルスタッフにも向けた教育制度・講習会・資格認定を構築していき、一般の方に高いレベルでの美容医療を提供できるよう尽力していきます。

美容医療の分野は充分なエビデンスが蓄積されておらず、課題は山積みですが当協会にご賛同頂ける皆様と力を合わせてより良い方向へ進んでいきたいと考えています。
皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。